ネクタイは、それを締めている人よりも一歩先に部屋に入ってくる
英国でナイトの爵位を授与された著名デザイナー、故サー・ハーディ・エイミス氏が残した格言です。
※若かりし頃のハーディ・エイミス氏
つまり、それほどネクタイの印象は強く、その人のキャラクターも反映しているということでしょう。
私も職業柄、テレビなどでネクタイを締めている人を見ると、まずネクタイを見てしまいます。
ネクタイの柄も見ますが、それよりも『ノット(結び目)の美しさ』を見てしまうのです。
今回は、大変せんえつながら、私が見かけたネクタイを締めるのが上手な有名人を集めてみました。
【 ダニエル・グレイグさん 】
ご存じ007。クラシックなシャツに小さめのノットで収まり感がベストですね。
【 国分太一さん 】
ディンプル(ノット下のくぼみ)を作るのが難しいニットタイもご覧の通り、見事に結んでいます。
【 オバマ元米大統領 】
強いメッセージを発するときはレッド、柔らかい表情を作りたいときはブルーのネクタイを締めるというぐらい、
ネクタイが与える印象にこだわる方です。
【 安倍元首相 】
トランプ元大統領と比べて、深くしっかりとしたディンプルが作れています。
【 ケーリー・グラントさん 】
ヒッチコック作品で有名な名俳優。
当時の芯地の無い、もしくは芯地の薄いネクタイでこの立体感は、お見事です。
【 長嶋一茂さん】
ダブルディンプルの達人ですね。
胸板が厚いのでテーラードジャケットがよくお似合いです。
【 武田真一アナウンサー 】
「クローズアップ現代+」のキャスターとしてお馴染みだったお方。
NHKでは、型破りなイタリアンテイスト溢れるネクタイの手練れです。
【 デイビッド・ガンディ 】
最後はやっぱりこの人。ザ・英国紳士。自分の型を持ってらっしゃいます。
いかがだったでしょうか?
私の独断と偏見で集めてみたので、まだまだネクタイ上手な有名人はいらっしゃるかと思いますが、
今回はこの辺で失礼いたします。