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ファッションは建築

2022.04.08

四方山話洋服について

“Fashion is architecture, it is a matter of proportions.”

「ファッションは建築よ、バランスが重要なの。」

 

 

言わずと知れた20世紀最も有名なファッションデザイナーの1人、ココ・シャネルの言葉です。

 

ファッションアイテムの一つ一つがいかに素晴らしい物でも

全体のバランスアイテム同士のバランスが悪いと

良いファッションにはなりえないという意味ですね。

 

メンズのスーツスタイルもしかり、バランスが重要です。

今回は、スーツスタイルにおける基本のアイテム同士のバランスについてお伝えします。

 

 

1.ネクタイとラペルの幅

 

流行やスタイルによって左右されますが、

ネクタイの幅とジャケットのラペル幅は、同じ位がベストバランスです。

 

ネクタイの幅

 

 

2.ジャケットとドレスシャツの袖口

 

ジャケットよりドレスシャツの方が長くし、

その幅は、ハーフインチ(約1.25cm)が良いバランスとされています。

 

ジャケットの袖口

 

 

3.ジャケットとドレスシャツの後ろ襟

 

シャツの襟がジャケットの上襟にピッタリ沿うように密着させ、

2~3cm程見えているようにするのが良いバランスです。

 

ジャケットの後ろ襟

 

 

4.ネクタイの長さ

 

ネクタイを締めたときの長さは、ベルトに少しかかる位が丁度良いです。

 

ネクタイの長さ

 

 

5.靴とベルトの色

 

靴とベルトは、色やドレス度(カジュアル度)を合わせましょう。

 

ベルトと靴の色

 

いかがだったでしょうか?

自らがファッションであると言い放つココ・シャネルには足元にも及びませんが、

バランスを整えてファッションを楽しみたいですね。

 

 

華麗なるクラシックドレスシャツ