クラシック回帰ブームと言われて もう何年になるでしょうか?
おそらく6~7年前から、スーツなどに見られる特徴のトレンドが、
イタリア的なしなやかで華やかなものから、
英国的な質実剛健で構築的なものに移り始めました。
※ イタリア代表 ジローラモさん
※ ブリティッシュ代表 映画『キングスマン』のコリン・ファースさん
とは言え、今日に至っても、3ピーススーツを仕立ててハットにステッキといった
ザ・ブリティッシュスタイルという方には、なかなかお目にかかれません。
※ ウィンストン・チャーチル元英国首相
むしろ、英国伝統のディテールや色柄・素材をコーディネートに1つ2つ取り入れて
「ブリティッシュ感を出す」という方がトレンドの主流になっていると思います。
では、具体的に何を取り入れればいいのか?
今回は、あえてゴリゴリのブリティッシュスタイルではないコーディネートを参考にしながら、
取り入れるだけでブリティッシュ感がでるディテールや色柄・素材を見ていきましょう。
1.ラウンドカラーシャツ
1920年代にロンドンの紳士達の間で大流行しました。
2.ツイード素材
英国スコットランド伝統の素材です。
3.ピークドラぺル
フォーマルウェアにも用いられる英国式のラペルの形
4. グレンチェック
スコットランドのアーカートという地の谷間(グレン)で織られたところからついた名称。
5.襟付きのベスト
英国的なフォーマル感と重厚感があります。
6.グリーン
グリーンは、モータースポーツにおける英国のナショナルカラーです。
いかがだったでしょうか?
他にも、ロンドンストライプやクレリックシャツなど、
ブリティッシュ感をプラスするものは色々あります。
ぜひお試しください。