私がまだ小学生の時、こんなことで思い悩んだことがあります。
「僕が赤いと思っているものは、友達には青く見えているかも知れない・・・。」
それは確かめようがないし、本当にその可能性はあるし、悩んでも仕方がないしのラビリンスです。
しかし、救世主が現れました。
白です。
白には明確な印象があります。
清潔・誠実・正義・広がり・ピュア・シンプルなどなど
さすがにお医者さん全員が赤い服を着ていることはないだろうと思い、気が楽になったのを思い出します。
それだけに、ドレスシャツ専門店を営む今、白シャツの存在は私の中で特別なものになっています。
そんな訳で今回は、現代における白い衣服がどのような位置づけなのかを整理してみました。
【清潔感】
前述した医療関係者もそうですが、飲食関係者などの制服には白が使われます。
汚れが目立つ色を着ることで清潔さを保つと同時に、見た目の清潔感にも配慮しているわけです。
【清涼感】
制服つながりで言うと、海軍の制服や夏服には白が用いられることが多いです。
【純粋】
ウェディングドレスと言えば、白が定番です。
もともと白いウェディングドレスを広めたのがイギリスのヴィクトリア女王だったそうで、
純粋無垢を表現する色として定着しました。
【伝統】
テニスのウィンブルドン選手権大会には、白いウェアを着用しなければならないというルールがあります。
もともと紳士淑女の社交場で親しまれていたスポーツなので、
汗染みは見苦しいとされていたことに由来する伝統があるのです。
※ 錦織 圭 選手
※ 大坂 なおみ 選手
【ファッション性】
白はコーディネートをする上で、全ての色と相性が良く、いい引き立て役でありながら、
主役にもなれるマルチな存在です。
素材感やシルエットが際立つのも特徴です。
※ ブラッドピット氏
いかがだったでしょうか?
まだまだ、『白』の奥は深そうですが、
なにはともあれ 白に着換えて、これからの季節を楽しみましょう!