英国の君主として歴代最長となる70年にわたって在位してきたエリザベス女王が、
昨日8日、96歳で亡くなりました。
偉大なる世界のリーダーであり、英国の象徴であった女王を失ったことは、
日本人の私にとっても大変悲しくショッキングな出来事でした。
歴史的な功績は数知れずありますが、英国クラシックをこよなく愛する私としては、
彼女の生涯をファッションと共に振り返りたいと思います。
1926年4月21日、アルバート王子とエリザベス妃の第一子として誕生しました。
おそらく純白のドレスです。繊細なレースとシルクを使った気品のあるお洋服。
1931年、結婚式でのスタイルです。5歳でこの堂々たるオーラ・・・。
1941年、ウィンザー城での一コマ。
この頃からお花が好きで、服装もゴージャスさと可愛さを兼ね備えております。
1947年、フィリップ王配との結婚式。
荘厳なロイヤルスタイルの中にもやはり可愛らしい華やかさがあります。
1951年、チャールズ皇太子&アン王女とともに。
二児の母でこの気品!生活感ゼロですね。
同じく1951年、カジュアルファッションも決まってます。
アメリカンなコーディネートですね。
1973年、ロイヤルウィンザーホースショーにて。
ケーブルニットにサングラススタイルがクールです。
1979年、ザンビアを訪れた時。スカーフのような柄のシャツが素敵です。
カメラがお好きなんですね。
1999年、このド派手なスタイリングを品よく着こなせるのは、この人を置いて他にいません。
それでは、ここ数年のスタイリングをまとめてどうぞ。
まずは、これぞロイヤルパープル!
小花柄がお似合いの女王。
大好きなホースショーで、お茶目なカジュアルスタイル。
いくつになっても可愛らしいエリザベス女王。
振り返ると、どのファッションも人々を明るく笑顔にさせるものばかりでした。
もしかすると、それこそが最も偉大な功績だったのかも知れません。
ありがとうございます。
安らかにお眠りください。