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シャツ生地オリンピック

2021.07.29

四方山話洋服について

 

東京オリンピックで日本勢が連日のメダルラッシュですね。

しかし、昨日の男子バレーボールのイタリア戦は残念でした。

 

オリンピック バレーボール

 

そんな世界各国が熱戦を繰り広げられる中、

今回は世界の有名シャツ生地ブランドを勝手にランキング!

 

インポート生地

 

第5位 カンクリーニ

数多くのラグジュアリーブランドに生地を提供するイタリアらしいしなやかな肌触りが魅力です。

カンクリーニ

第4位 アルビニ

数々の有名生地ブランドを傘下に置く世界最大規模を誇るブランド。

アルビニ

第3位 トーマス・メイソン

英国で誕生した世界で最も古く英国王室御用達ロイヤルワラントを授かったブランド。

トーマス・メイソン

第2位 カルロ・リーバ

イタリア・コモ湖のほとりで昔ながらの製法を貫く”シャツ生地の宝石”と称される名門。

カルロリーバ

第1位 デイビッド アンド ジョンアンダーソン

エリザベス一世も愛したシーアイランドコットンを筆頭に高番手生地を扱う最高峰ブランド。

デイビッドアンドジョンアンダーソン

しかし、改めて思うのは、デイビッド アンド ジョンアンダーソンにしてもトーマス・メイソンにしても

英国発祥ではありますが、すでにアルビニ傘下です。

つまり、イタリアの一人勝ちという訳です。

 

それもそのはず、300年以上前から世界のファッション中心はフランスです。

その頃のイタリアは、フランスの服の下請け生産地でした。

 

チフォネッリ

※フランスのCifonelli(チフォネリ)

 

イタリアの素材や職人の技術が世界のファッションを支えつづけているのです。

 

今やイタリアにも、フランスに負けじと世界を代表するファッションブランドが多数存在します。

 

タリアトーレ

※イタリアのTAGLIATORE(タリアトーレ)

 

そして、そんな確執など我関せず、

王室を頂点とする貴族文化が根付いている英国が孤高の存在として存在するのでしょう。

 

ハケット

※英国のHACKETT(ハケット)

 

私も、勝手にランキングをするような自分勝手な人間ではなく、

他者への礼節を重んじるために装う英国紳士に憧れつつ、今回はこの辺で失礼します。