最近は少しずつ秋の気配が忍び寄り、
長袖のドレスシャツやネクタイなどをお買い上げのお客様も増えてきました。
ということは、当然それに比例してお問い合わせやお怒りのお言葉も増えてきます。
ほとんどのご質問やトラブルは、お話すれば分かってもらえるケースが多く、
もっとサイトの方で詳しく説明しておけば良かったなと反省する毎日です。
今回はその中でも、よくある質問&トラブルをピックアップして説明したいと思います。
【洗濯をした後、アイロンをかけてもシワが伸びない!】
まず当店のドレスシャツは、基本的に綿100%ですので、
ポリエステル素材などのドレスシャツと比べると当然シワになりやすく伸びにくいです。
シワになりにくいということを第一に考えるのなら、
天然素材である綿100%のドレスシャツはおすすめしません。
しかし、風合いや着心地といった点で選ぶなら、やはり天然素材にアドバンテージがあります。
ですので、そのようなお問い合わせの場合は、なるべくアイロンがけが楽になる方法をお伝えしています。
まずお洗濯は、ドレスシャツを畳んだ状態で洗濯ネットに入れて洗うとシワになりにくいです。
アイロンがけは、スチームを使うより霧吹きなどで少し湿らせる方が断然シワが伸びます。
ちなみに、綿100%でも形態安定加工をしているドレスシャツもありますので、
そちらもおすすめです。
【おたくのシャツは ほとんどスリムとか細身とか書いてあるけど 普通のないの⁉】
これも説明不足により誤解を生んでいて申し訳ありませんが、
スリムとか細身とか書いてあるのが普通で、一般的なサイズ感です。
決して若いホストの方が着るようなボディラインを強調したシャツではありません。
当店のドレスシャツには、背中の両サイドにダーツ(生地をつまんで縫っている部分)があり、
余分なたるみを軽減しています。
その仕様に対して「スリム・細身」という表現をさせていただいています。
なので実際にはMサイズでも胴囲が97cmほどあり、普通の体形の方ならゆったり着れます。
【ネクタイの裏からほつれた糸が出てるんだけど、ちゃんと縫製してんの⁉】
それはおそらくネクタイの大剣裏から出てくるループ状の糸のことで、
専門用語で「たるみ糸」と呼ばれる必要な部分です。
絶対に切らないで下さい!
そもそもネクタイは伸び縮みするものですから、
きっちり縫うと結んだときに糸が引きつったり切れてしまったりします。
そうならない様に、縫い糸の先端に余裕を持たせてある訳です。
なので、ネクタイにたるみ糸があれば、ハンドメイドの高級なネクタイの証とも言えますね。
いかがでしたでしょうか?
これらのご意見はすべて、貴重なご意見として今後のサイト運営や商品開発の参考にさせていただいております。
どうぞ、どしどしと皆さんのご意見をお聞かせください。お手柔らかに。