突然ですが、皆さんが一番うれしい褒め言葉は何ですか?
ファッション好きな私は、「かっこいいですね。」が一番うれしいです。
「オシャレですね。」とか「服好きですよね。」は、服やセンスを褒められているだけですが、
「かっこいいですね。」は、服を着たその人を褒めていますよね。
つくづく、ファッションは、何を着るかではなく 誰がどのように着るかだと思います。
できることなら、その服を着るに相応しい魅力のある男になりたいものです。
そんな訳で今回は、何を着ても、誰を演じても、その桁違いの魅力で私のハートを鷲掴みにする男
ゲイリー・オールドマンのかっこよさに迫ります。
まず、彼の映画デビュー作『シド・アンド・ナンシー』では、
セックス・ピストルズのベーシスト、シド・ヴィシャスを演じています。
誰もが知る実在した人物で、なおかつカリスマ性を持った人物を演じるとなると、
ただ単に似ている人に同じ服装をさせても、ものまねの域を出ませんよね。
それを、20代の新人俳優が、見事に演じ切り、
シド・ヴィシャスの母親に「息子が蘇った!」と言わしめました。
最近の作品では、「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」が秀逸です。
第二次大戦時に戦争屋のそしりを受けながらも、英国を守り抜いた歴史上 類を見ないジェントルマン、
ウィンストン・チャーチルを演じ、アカデミー主演男優賞を受賞しています。
どちらもゲイリー・オールドマン自身のかっこよさが、シド・ヴィシャスやチャーチルのカリスマ性やオーラに艶を出しています。
装いの天才、いや装いの神。その他にも様々な役所をかっこよく演じています。
※『レオン』のノーマン・スタンスフィールド役
※『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』のシリウス・ブラック役
※『バットマン ビギンズ』のジェームズ・ゴードン役
余談ですが、シド・ヴィシャスを演じる時は、大幅な減量をしたそうですが、
ウィンストン・チャーチルの時は、お腹に詰め物をしたそうです。
それもまた装いでしょうか・・・。