年の瀬を迎え、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
急に寒くなりましたので、体調を崩さないように気をつけてください。
崩していいのは積み木とファッションだけ!
という訳で、今回はドレスファッションの着崩し、いわゆるドレスダウンについてお話したいと思います。
念のため申し添えておきますが、ドレススタイルに合わせるダウンベストとかの話ではありません。
まあ、それもドレスダウンではあるのですが、一旦置いときます。
まあ何をカッコイイと感じるかは、個人の趣味嗜好にお任せしますが、
ドレスダウン=着崩しのカッコ良さは、コレに尽きます。
『アイテムを足す、引く、置き換える。』
まず、足すアイテムとして簡単に思いつくのは、ベースボールキャップです。
ここで注意したいのは、ドレスダウンは、いわゆるハズシとは全く別物だという事。
間違っても古田新太さんのような奇抜なものではなく、
ドレスファッションに馴染ませるテイストのキャップを選ぶことが大切です。
アイテムを引いてドレスダウンをする代表例は、やはりアンタイドスタイル。
今や石を投げればネクタイをしていない人に当たる時代ですが、
ドレスファッションの象徴とも言うべきネクタイを引いてしまう訳ですから、実は難易度が高いです。
だらしなくなりやくいし、体の中心がぼやけるし、何よりメンズドレスファッションで許される数少なく華やかなアクセサリーを奪ってしまいます。
なので残されたネクタイ以外の部分を極力ドレッシーにするのがコツです。
ポケットチーフは華やかさを補ってくれるので、挿しておきたいですね。
アイテムを置き換えるのは意外と簡単ですが、さじ加減がセンスの見せどころ。
初心者は、潔く1ヶ所に限定しておいた方が大失敗がありません。
例えば、シルクタイをニットタイに置き換えてみる。
適度なカジュアル感とこなれ感がプラスされて、ドレスダウンできます。
ブロードシャツをデニムシャツに置き換えるのもありですね。
生地がデニムなだけで、台襟のあるドレス仕立てのシャツがベターです。
あと小物使いで、ビジネスバッグをトートバッグに置き換えてみるのも手です。
キャンバスよりレザーの方が、ドレスファッションに馴染みやすいと思います。
いかがでしたでしょうか?
クールビズやビジカジが浸透し、パジャマスーツなるものまでが登場し、
ドレスとカジュアルの境界線がぼやけきった昨今、
ドレスダウンという境界線でファッションを楽しんでみるのもいいかもしれませんね。