みなさん、遅くなりましたが、
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
英語で言うとHappy new year.
これは有名ですが、フランス語では?
Bonne année (ボナネ)だそうです。
私は全く知りませんでした。
自分の不勉強を棚に上げるわけではありませんが、
フランスって独特で奥深く掴みどころがないイメージです。
ファッションもどこか掴みどころが無くないですか?
ブリティッシュスタイルは、しっかりかっちりした感じ。
イタリアンスタイルは、ひとくせあって華やかな感じ。
アメリカンスタイルは、合理的でスポーティーな感じ。
と他の国のファッションスタイルは一言で表現できますが、
フレンチスタイルはこうだ!というのが非常に難しいです。
これは日本人の偏見かもしれませんが、
フレンチテイストなアイテムというのは存在します。
代表的なのはバスクシャツ(ボーダーTシャツ)。
あとスカーフ。特に男性のスカーフは、するとしないで全然雰囲気が変わります。
その他にもホワイトパンツやインナー使いのタートル、リラックス感のあるローファーもフレンチ風味です。
ただしこれらを複数取り入れると、ただのマリンルックのようになってしまうので注意が必要です。
つまり結局、フレンチスタイルというのは、組み合わせ次第だと思います。
一見同じようなデニムパンツとローファーの組み合わせでも、
茶ローファーだとアメリカントラッドっぽくなるけど、
黒ローファーだとフレンチトラッドよりになります。
ん?急に難しくなったゾ?、と思ったあなた・・・
正解です。
フレンチスタイルは難しいんです。
難しいからこそ、「このアイテムを使えばフレンチテイストになる」という方程式を探しがちですが、
そんなものは無いかも知れません。
要するに、フランス人はセンスという名の地肩がめちゃめちゃ強いんです。
なので極力シンプルにして、組み合わせ方ひとつでスタイルを構築してしまいます。
それがフレンチスタイルを解読する唯一の方程式かも知れません。
だからこそ、カラーは白や黒が使われやすく、
ファッションのポイントも1つにすることが多いのです。
いかがだったでしょうか?
今年は、パリオリンピックの年です。
フレンチスタイルを攻略して、フランスを満喫しましょう。