夏休みはどこかへ行かれましたか?
私は暑いので家族で川遊びに行きました。
子供と一緒に童心にかえって楽しみました。
まだまだ炎暑の毎日ですが、みなさまくれぐれもご自愛くださいませ。
いくら暑いと言ってもそろそろ端境モノといいますか、
少し涼しめの長袖シャツも売れ始めました。
例えば、シャンブレーのワンピースカラーシャツ。
えっ、シャンブレーって何?
てかダンガリーでしょ!
と思ったあなた、無理もありません。
この2つの素材にデニムも加えて、非常に似ているし、違いを明確に言える人なんてそうお目にかかれません。
全部カジュアル感があって代表的な色はくすんだブルー。
何となく違うけど、よく似ている・・・て感じですよね。
でも違いは明確にあります。
簡単に違いを表にまとめてみました。
似ている印象にさせている共通点は、縦糸か横糸に白糸を使いもう一方に色糸を使っているところです。
それにより色ムラや粗野な風合いが出ているというわけです。
ただし白糸が縦に使われるか横に使われるかで呼び名が変わるということですね。
その他の違いは、生地の織り方が平織(ひらおり)か綾織(あやおり)かというポイントです。
平織は、縦糸と横糸が交互に打ち込まれる織り方です。
綾織は、縦糸もしくは横糸が2本以上飛ばしてくぐってから上に上がってくる織り方で斜めに模様があらわれます。
つまり シャンブレーとダンガリーとデニムは、その共通点から似ていると感じますが、明確な違いがあり、それぞれ違った風合いを出しているというわけです。
例えば、ヴィンテージデニムの特徴の一つに「縦落ち」がありますが、
これはデニムの縦糸の色糸が白く色落ちするから現れる現象です。
横糸が色糸ならこうゆう雰囲気にはならないでしょう。
生地ごとに違った雰囲気が出せる・・・
裏を返せば、アイテムごとにその雰囲気が出せる生地を使えばいいということになりますね。
もちろんデニムは、カジュアル感が強いのでいわゆるジーンズが代表的です。
しかし、それを逆にドレッシーなアイテムに使うことで遊び心満点のアイテムに変身することもあります。
ウィンザーーノットでは、デニムでドレスシャツを作ってみました。
私も着ています。
ダンガリークレリックのドレスシャツもありますよ。
よろしかったら変わり種で1枚いかがでしょうか?