STORY
トラッドの意味
決して時代に流されない
英国紳士服の正統。
19世紀、電気はまだ普及しておらず、欧州の都市でもガスやオイルのランプで灯りをとっていました。主な移動手段は馬車(馬)。鉱山など一部で、ようやく蒸気機関車が走っていた時代です。そこから現代まで約200年。交通、通信、食事、ファッション、あらゆるものが新しく塗り替えられてきた中で、ほとんど変わっていないのが英国に由来する紳士服です。ジャケット、ドレスシャツ、ネクタイ、靴。激流のような200年の中にあって、正統の装いとして世界の認識が変わりませんでした。ここにトラッドの真価があります。WindsorKnotは、トラッドのルールとマナーに裏打ちされたドレスシャツの専門メーカーです。懐の深いトラッドスタイルの中で、時に遊び心を交えながら上質なシャツを提案しています。
WindsorKnotの理念
トラッドの着こなしは
ビジネスマンの自信になる。
WindsorKnotは約50年前、紳士服の販売店からスタートしました。流行に乗ったファッションを取り扱うのではなく、正しいトラッドの着こなしを伝える店でした。その姿勢は、ドレスシャツメーカーとなった現在も、なにひとつ変わっていません。トラッドには一定の線引きがあり、ドレスシャツにもルールがあります。それは堅苦しいものでも古くさいものでもなく、よりエレガントに見せるための知恵であり、礼儀を守るためのマナーです。なにも知らずに着ていたとしても、恥をかかすことがないのがWindsorKnotのドレスシャツ。ビジネスマンの自信となり、世界のどこに行っても胸を張れる1枚です。
100番手双糸を選ぶ理由
着心地とビジネスユースに、
ちょうどよいバランスを。
もともとドレスシャツは下着として位置付けられていました。素肌に直接触れるものだから、肌触りをとても大切にしています。生地の肌触りは糸の細さに左右されます。細い糸を使えばなめらかになりますが、弱く破れやすくなります。1夜限りのパーティに着ていくシャツであれば限りなく細い糸を使っても良いでしょう。では、ビジネスシーンのシャツはどうするか。WindsorKnotが出した答えは、100番手双糸のブロード生地です。一般的に高級生地に分類されるのは80番以上の数字が付いた細い糸。それよりも細い100番の糸を2本より合わせる(=双糸)ことで、心地よい肌触りと、デイリーユースに向く耐久性を両立させています。一度、袖を通してもらえれば違いのわかる、なめらかな着心地です。
JAPAN MADEのプライド
着る方への思いを込めて
ミシンを走らせる。
WindsorKnotのドレスシャツは、すべて国内の工場で縫製しています。世界に誇る技術を持つ縫製の現場、そこで一番大切にされているのがシャツを着てくださる方への意識です。共有しているのは「着心地のいい上質なシャツを届けたい」という思い。どんなに経験を積んだ熟練であっても、この思いを失っていません。ここにJAPAN MADEのプライドがあります。単純な作業に終わらせない、気持ちのこもった職人の手仕事です。ミシンの音だけがリズミカルに響くワークフロア。3cmのうちに21回のステッチが求められる精密な場所も、スピードを落とさずに糸を通していく職人の姿には美しさを感じます。